ウェブサービスのホスト先を検討する
VPS (Virtual Private Server) だとか、Cloud Server だとか、最近のホスティング環境っていろいろあることに、今さらながら気づきました。
20年弱前、最初はプロバイダが提供するCGI機能を使ってウェブサービスを作っていましたが、そのうちもっと自由度が欲しくなりホスティング業者をつかうようになりました。
その後、10年ちょっとの間は自宅サーバーで用が済んでしまうようになったので、ホスティング事情に疎くなっていたら、なんだか凄いことになってるんですね。
私は無料で使いたい or 限りなく無料で使いたいというニーズがあるのですが、その制限においてどのようなホスティングサービスがあるのか、調べてみました。
とりあえず、羅列・・
- Google App Engine
- 無料〜 (負荷が大きくなるようだったら有償にて継続利用可能、割りとリーズナブルな料金設定に感じる)
- フレームワークタイプ (幾つかの言語で環境が用意されている)
- コードのアップロードが部分的にできず、毎回一括アップロード
- Amazon EC2 (Elastic Compute Cloud)
- 初年度無料だが、払うと結構お金がかかる(年数万円〜というイメージ)
- Xenベースで、基本的に自由にOSが使える
- Xenベースだけど、うまくロックインされてしまう工夫になっている
- Windows Azure
- Windows前提っぽいのと、無料で使える条件が旧態然な料金プランなので、早々に調査中断
- お名前.com VPSサーバー
- 月々 2,457 円〜
- さくらのVPS
- 月々 980 円〜
- Osukini Server VPS
- 月々 450 円〜
- ServersMan@VPS
- 月々 490 円〜
App Engine はフレームワークタイプなのを受け入れればコスパは最高だし、イザという時がやってきたとしても有償でスケーラビリティが得られるのが魅力。
EC2 は(私の利用イメージには)高いので、今回は見送り。ただ、高負荷なサービスをホストするには一番自由度も高そう&スケーラビリティありそうで安心かも。
Windows Azure は、なんだか古めかしい雰囲気が漂うのと、サイトが理解しにくすぎて断念。
お名前.com、さくら、Osukini、ServersMan については、どれも魅力的ですが、月々の費用が当初から必要になるので、もしも将来そこまでやってみたくなったら・・と、キープ。でも、そこまでやるなら EC2 にしたくなるかも?
とりあえず、今の自分のニーズには Google App Engine が良さげなので、GAE でがんばります。